2021年11月27日土曜日

TWSを使ってみた 屋外編

TWSとは『True Wireless Stereo』の略で、完全ワイヤレスステレオシステムのことです。
以降は略したTWSを使用します。

さて、WF-1000XM4をPCで使ってみた評価は満点の10/10点となりました。
耳栓のような耳障りもなく長時間つけていても苦になりません。
時には仮眠時に音楽を聴きながらつけたまま寝ています。
流石に本格的に睡眠をとるときには外してます。

前回のTWS TA-CI01TWの評価は7/10です。
こちらは音質と装着感に難がありました。
1時間ほど付けていると限界を感じます。


そんな二品を屋外で使って検証してみました。
実はWF-1000XM4の不具合を調べている時に、ちらほら目についたことがありました。

スマホ利用者の評価が悪い

といったものです。
実際どんなものになるのか、自分自身で体験してみました。

とはいったものの外出時にウォーキング・ジョギング・サイクリングといったことをやりません。
専らの移動方法は車です。
しょうがないので、車の移動中に強引にTWSを試してみました。
普通はカーステレオを使用したほうが快適なのは確かです。
というか、車内でTWSつけてる人なんて、私も遭遇したことありません。

試してみて、すぐわかったのですが…

どちらも30分で限界がきますw

車酔いというか音酔いみたいな感覚に襲われます。
これ以上イヤホンを付けていたくないといった感じになり限界を感じます。
頑張って1時間以上つけていると、真のノイキャンが発動します。
耳の感覚が麻痺して、周囲の雑音が一切聞こえなくなります。


WF-1000XM4
ノイキャン・アンビエントサウンドの切り替えをすると風切り音の差がよくわかりました。
それから、ノイキャン時の音量の上げすぎは危険です。
踏切の警告音やはたまたウインカー点灯の微音も聞こえなくなります。
人をはねても気付かないなんてケースになりかねません。
適度に周囲の音が聞こえる程度で試しましょう。

駄目な点はBluetoothの接続周波数が他の機器と干渉してしまいます。
ポーンと鳴って、音切れ・低音になります。
信号待ちの停車時に低音になったので、ふと横をみるとコンビニの自動ドアが開いてました。
家電ショップE店の入り口でも発生したので、自動ドアで反応するのは間違いないです。
あと、コンビニに停車してから発進時にも何度か音切れしていました。

評価は7/10ですね。
Bluetooth接続の安定性で-3。

PC不具合時の音飛びと違って、そこまで気にはならない程度です。
しかし、ここまで干渉するのは問題です。
都心の街中で使用したら、干渉しまくるのではないでしょうか?
スマホ利用者の方が、評価悪くなってしまうのも納得がいく結果となりました。

=訂正=
今回の不都合も原因がわかりました。
純正アプリ『Sony | Headphones Connect』が悪影響を及ぼしていました。
これをアンインストールして、システムから直接接続すれば音切れ・低音発生はなくなりました。

PC:システム→アダプタ→
 ソフト:BlueSoleil→WF-1000XM4

スマホ:システム→
 アプリ:Headphones→WF-1000XM4

結局どちらもハードでなくソフト面でトラブルが発生していました。

流石に純正アプリでこんなことしてたら駄目ですよ~(´_ゝ`)
これアップデートも兼ねてるし、機器の設定やカスタマイズもできるから、誰もが導入しようとするアプリです。

評価は8/10とします。
不純正アプリに減点-2です。


TA-CI01TW
こちらは音飛び・低音発生率が一切発生しませんでした。
使用周波数帯域 2.4GHz帯とほぼ同じなのに、こちらには一切影響を及ぼしません。
外で使う分には、十分な性能を発揮してくれます。

こちらの評価は8/10とします。
音質で-2。
装着感は評価対象外。
車での使用はどちらも30分が限界なので大差ないです。


と、こんな感じの結果となりました。
2~3週間試していたので、かなりの移動距離でデータがとれました。
まあ、車で試すには難がありましたけどね。

かろうじて歩きや電車・止まっての休憩時が適しているかな。
電車は車と同じ症状がでるかもしれません。
走りや自転車には今回の機種は不向きです。
スポーツ用のTWSでないと紛失しかねません。

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